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日本語の正体―倭の大王は百済語で話す: 金 容雲: 本

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日本語の正体―倭の大王は百済語で話す

日本語の正体―倭の大王は百済語で話す

出版社/著者からの内容紹介

■日本語はどこから来たのか?
韓国の数学者・金容雲(キム・ヨンウン)教授は、つねづね日本語と韓国語を切り離して考えようとする研究者たちの説に、
疑問を持ち続けてきました。
「なぜ日本語には韓国語の古い形が残っているのか?」
「なぜ日本語と韓国語は、文法や微妙な表現の仕方まで一致するのか?」
「なぜ日本語の母音は5個なのに、韓国語の母音は21個なのか?」
「古代倭(やまと)の大王たちの言葉はなんであったのか?」

金教授の探求は、日本と韓国の数詞の共通項を初めて発見し、発表するまでにいたり、
ついに「日本語」と「韓国語」のルーツが「百済語」にあることを突き止めたのです!

■日韓語の道は、古代の一大叙情詩である
『日韓語について多くの韓国人は「現韓国語がオリジナルで、現日本語はその変形だ」と誤解する人が少なくありません。
しかし音韻を増やした韓国語のほうが大きく変わり、昔ながらの音韻範囲をほとんど維持してきた日本語のほうが
原型に近いものが多いのは事実です。
日本人はどれほど努力しても中国式の漢字とはソリがあわず、むしろ王仁が伝えた訓読を日本式として
確立する道を選んだのです。』(第4章より)

内容(「BOOK」データベースより)

日韓語の道、それは古代の一大叙事詩でもある。百済語が日本語で、百済語を投げ出したのが韓国語だった。

出版社からのコメント

「なぜ、日本語には韓国語の古い形が残っているのか?」
「なぜ、日本語は文法や微妙な表現の仕方まで一致するのか?」...etc.
日韓文化比較の大家が、日本語誕生の謎に迫る!

著者について

金容雲(キム・ヨンウン)
1927年生まれ。現在は、ソウルの檀国大学校特別教授。韓国を代表する数学者(韓国数学史学会を創設)にして、
日韓文化比較の大御所。東京大学でも客員教授を務めた。
2009年まで6年間にわたり日韓文化交流会議の韓国側代表として日本側代表の平山郁夫氏とパートナーを組んで、
日韓の相互理解に貢献している。戦前の日本での生活経験があり、本書は日本語で書かれた。著書は韓日にわたり、多数。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

金 容雲
1927年生まれ。現在は、ソウルの檀国大学校特別教授。理学博士。韓国を代表する数学者にして、日韓文化比較の大御所。2009年まで六年間にわたり日韓文化交流会議の韓国側代表を務めた。日本側代表の平山郁夫氏とパートナーを組んで、日韓の相互理解に貢献している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

序にかえて----同じで異なる日韓語----
第1章 日本語の水源を探る
   1.列島の夜明け 2.日本の古語 3.『日本書記』の謎のわざうたを解く 4.数学者として説く日韓語の実体
第2章 百済色に染まっていく日本
   1.百家済海 2.天孫降臨 3.応神とジャパン・ドリーム 4.列島と半島の分離
第3章 百済語から日本語への過程
   1.大王たちの百済語 2.日本語づくりの賢者たち 3.不気味なほどに一致する文法・語法 4.百済語と新羅語の差 5.日本語の方言考
第4章 それでも文法は変わらなかった
   1.漢字の介入 2.音韻変化について 3.日韓語の突然変異

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